「4年前も…」 W杯に向け完勝も香川が油断しない理由、脳裏をよぎる“苦い記憶”
気の緩みを警戒…「安心してはいけない」
アルベルト・ザッケローニ元監督に率いられた日本は、ボールを保持して主導権を握る“自分たちのサッカー”にこだわり、W杯直前のコスタリカ戦で3-1、ザンビア戦で4-3と連勝。良い形でブラジルに乗り込んだが、現実は1分2敗でグループリーグ敗退だった。
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当時を知る香川は、パラグアイ戦の勝利に浮かれることなく、冷静にチームの現状を見つめているようだ。「安心してはいけない。1試合やっただけで課題が修正できるわけではないので、もっと上乗せできるようにトレーニングしていく必要がある」と気の緩みを警戒する。
1ゴール2アシストの香川を称賛する周囲の喧騒をよそに、日本の10番は勝って兜の緒を締めた。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)
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