UEFAが来季のEL出場チームを発表 長友所属のインテルは不参加が決定

サンプドリアが積極的な補強に着手

 UEFAは18日、2015-16シーズンのUEFAヨーロッパリーグの参加チームを発表した。各国の昨季上位チームが順当に名を連ねる中、イタリアからは昨季4位のフィオレンティーナ、5位のナポリに加えて7位のサンプドリアが出場すると発表された。また、各チームが登場するステージも同時に発表され、フィオレンティーナとナポリがグループステージから、サンプドリアは3次予選から出場する。
 イタリア・セリエAで6位のジェノアは書類の手続き不備などでUEFAライセンスを取得できず、来季の欧州カップ戦への参加が不可能となっていた。
 一方で、サンプドリアもかつ ての所属選手が八百長事件に関わった問題が取り沙汰され、出場が認められない場合は8位のインテルが繰り上げで出場する可能性があった。この日の決定により、日本代表DF長友佑都が所属するインテルは来季の欧州カップ戦に出場する可能性が無くなった。
 その発表を受け、イタリアの移籍情報サイト「calciomercato.com」では、早速サンプドリアが元イタリア代表FWカッサーノ(パルマ)の獲得に向けて代理人とコンタクトを取ったと伝えている。また、シャフタール・ドネツクのブラジル人MFフェルナンドの獲得にも動いているという。すでに長友獲得への動きも報道されており、補強へ積極姿勢を強めることになりそうだ。
 同大会のグループステージから参加するチームには、サンプドリアに加えて 、長友の移籍先候補として名前が挙がっている日本代表DF内田篤人が所属するシャルケ(ドイツ)も名を連ねている。また、日本代表MF香川真司所属のドルトムントは、三次予選からのスタートとなる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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