100メートルを10秒台で走ると言われる俊足を生かしたドリブルが最大の持ち味。だが、快足ウインガーは近年、負傷もあって本領を発揮したとは言い難い。ザンクトパウリは今季2部15位と苦しみ、環境的にも厳しい戦いが予想される。それでも、日本人選手も多くプレーするドイツの地でコンスタントなプレー機会を取り戻したいところだ。宇佐美、柴崎、武藤といった同世代の台頭著しい今、再び日本代表への返り咲きも期待されている。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images