トップ下争いで劣勢!? パラグアイ戦出番なしの本田、ミックスゾーンを無言で通過

試合後に出番のなかったメンバーと練習も報道陣に言葉は発さず
日本代表FW本田圭佑(パチューカ)は12日のロシア・ワールドカップ(W杯)前最後のテストマッチとなったパラグアイ戦(4-2)で出番なしに終わった。トップ下のポジションを争うMF香川真司(ドルトムント)が1得点2アシストの活躍を見せたなか、背番号4は試合後に無言を貫いた。
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現地時間8日のスイス戦でトップ下として先発した本田。西野朗監督は試合後、「予想以上の動き」と語っていたが、ボールロストが多く、決定機を作り出すことができずにチームも敗戦。慣れ親しんだポジションでアピールすることはできなかった。
そして、パラグアイ戦ではベンチスタートとなり、代わりにライバルの香川が先発出場。MF乾貴士(ベティス)の2ゴールをアシストした後、試合終了間際には巧みなダブルタッチからダメ押しの4点目を鮮やかに奪った。
後半にウォーミングアップしたが出場機会は訪れず、試合後にチボリ・スタディオンで出番のなかったメンバーとともに練習を行った本田。ミックスゾーンに登場するも、報道陣に無言を貫き、会場を後にした。
今年3月の欧州遠征で半年ぶりに代表復帰を果たした本田。3大会連続となるW杯メンバーに名を連ねたが、ライバル香川の活躍で再び厳しいポジション争いを強いられている。
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