ビダルがアーセナル電撃移籍へ 移籍金は49億円に設定か

昨夏はマンUも興味

 イタリア王者ユベントスは、南米選手権チリ大会期間中に酒気帯び運転で交通事故を起こしたチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルを49億円の移籍金で放出に動いていることが明らかとなった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は報じている。

 ビダルは今季リーグ7得点と活躍し、セリエA4連覇、コッパ・イタリア優勝、UEFAチャンピオンズリーグ準優勝に貢献した。だが、コパ・アメリカ大会期間中のチームの休暇中に、カジノで飲酒。その後、夫人を乗せて赤いフェラーリでサンティアゴ郊外を運転中に愛車をクラッシュさせた。そのビダルへの評価をクラブ側は変えたようだ。

 最新のリポートでは「クラブは3500万ユーロ(約49億円)でビダルを放出したい。安売りはしない」と報じている。ビダルの代理人は、プレミア強豪アーセナルと移籍をめぐる会談を持ったと報じられている。昨夏にはマンチェスター・ユナイテッドが獲得に乗り出すなど、イングランドでチリ人エースの評価は高い。

 刑務所で一晩過ごしたが、司法当局の異例の措置で釈放された。今大会3得点とピッチ上では好調を持続しているが、電撃移籍は大会後に実現するかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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