日本と同組セネガルは5戦ぶり勝利、韓国は低迷脱せず… W杯前ラストマッチで明暗
セネガルが韓国に2-0で勝利、韓国は直近6試合で4敗目
日本代表とロシア・ワールドカップ(W杯)グループHで同居するセネガル代表は11日、国際親善試合で韓国代表と対戦し、2-0で勝利を収めた。両チームにとってW杯前最後のテストマッチとなったが、明暗がくっきりと分かれる結果となった。
前半をスコアレスで折り返した後半22分、広州恒大DFキム・ヨングォンがオウンゴールを喫したことでスコアが動くと、同アディショナルタイムにアミアンFWムサ・コナテが追加点を奪い、試合を決めた。
「AP通信」はセネガルについて、「4戦連続未勝利に終止符を打つことができた」と勝利で本大会を迎えることができたのは好材料とした一方、韓国に対しては「直近の3試合でわずか1得点に沈んだ」と、3戦5失点と守備面の課題が浮き彫りとなっていることに加え、攻撃面でも問題を抱えていることを伝えている。
さらに、英紙「デイリー・ミラー」は「アフリカの代表国はポーランド、日本、コロンビアと対戦するグループHの中でも、早期に突破を決める候補の一つだ」と決勝トーナメント進出に太鼓判。一方で英誌「フォー・フォー・トゥー」は「韓国は同点弾にこそ迫っていたが、ここ6試合で4敗を喫してしまっている格好だ」と警鐘を鳴らしている。
勝ち星の続かない状況を、W杯前の最終戦で断ち切ったセネガル。最後まで低迷から抜け出せずにロシアに赴く韓国。この一戦の結果は、本大会での戦いにどのような影響をもたらすのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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