日本代表GK西川が29歳の誕生日に決意 「20代ラストはタイトルを」

「ハリル監督も見てくれている」

 浦和レッズの日本代表GK西川周作は18日、29歳の誕生日を迎え、20代ラストイヤーへの決意を語った。
 西川はハリルジャパンの一員として11日の親善試合イラク戦(日産スタジアム)、16日のワールドカップ二次予選シンガポール戦(埼玉スタジアム)でベンチ入りしたが、出場は無し。それでも、「代表に行っていい刺激をもらった。チームで常に高い意識を持ってプレーを続けなければいけないし、ハリル監督も見てくれている」と前向き。バヒド・ハリルホジッチ新体制での4試合中3試合で先発起用されている川島永嗣(スタンダール・リエージュ)に挑戦状をたたきつけ る意味でも、国内ナンバーワンGKの座は譲れないところだ。
 29歳初戦はアウェーでの神戸戦。浦和は開幕からの無敗を続け、引き分け以上でファーストステージ優勝が決まる。仮に敗れたとしてもG大阪が引き分け以下なら優勝という状況だが、「20代のラストはチームがタイトルをとって、去年の悔しさを晴らす1年にしたい。記録よりも、目に見えるものを獲得したい気持ちが強い。まだ半分だけど、タイトルはタイトル。確実に自分たちの力で決めたい」と力を込めた。
 トレーニング後は誕生日プレゼントを持参したサポーターに囲まれ、トレードマークの笑顔をあふれさせた。まずは、昨季から加入した浦和での初タイトルを手中に収め、ハリルジャパンの正守護神へ向けたアピールとする。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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