C・ロナウドがレアルに怒り!? 年俸アップ要求も“ネイマール余波”を現地紙指摘
CL決勝後に“過去形”発言で物議を醸したが…
ロシア・ワールドカップ(W杯)のメーンキャスト候補の筆頭格と言えば、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだ。ストイックかつ自己表現力に優れたゴールゲッターが母国に初のW杯制覇をもたらすための戦いに臨む。その一方で、所属するレアル・マドリードとは契約を巡って揉めているようだ。
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レアルの機関紙とも呼ばれるスペイン紙「マルカ」は、「クリスティアーノ・ロナウドはこれまでで最も怒りを持っている」とのセンセーショナルな見出しで記事を配信。勝負どころでのゴール、特にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ユベントス戦では圧倒的な跳躍力を生かしたオーバーヘッドキックを叩き込むなど大会3連覇の原動力となったが、リバプールとの決勝後のインタビューで「マドリードでの日々は素晴らしかった」と過去形で発言して物議を醸している。
ロナウドはレアルと2021年6月まで契約を結んでいるが、自らの活躍によって報酬アップを求めている模様だ。しかし現在、レアルはパリ・サンジェルマン(PSG)からブラジル代表FWネイマール獲得を目論んでいるとの噂がまことしやかに囁かれている。その引き抜きを実現させるためにネイマールに対して超魅力的なオファーを用意する一方、クラブはロナウドを納得させるであろうサラリーを捻出できないのでは、という同紙の見立てだ。
「彼自身が考える価値に対して、それ相応の態度で臨まなければ、それはロナウドをさらに怒らせることになるだろう」
当のロナウドは現地時間15日に控えるW杯グループリーグ初戦、スペイン戦に向けてロシアで着々と調整を図っている。ピッチ内での圧倒的なプレーぶりとともに、ピッチ外での“マネーゲーム”にも注目が集まりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)