西野監督、「勝利が大前提のうえでトライ」 W杯直前パラグアイ戦で新体制初勝利なるか
パラグアイ戦も「可能性を求めてテストマッチしたい」
日本代表は現地時間12日に国際親善試合パラグアイ戦(オーストリア・インスブルック)に臨むなか、西野朗監督が11日の前日会見に出席。19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦に向けたラストマッチに対し、「勝利が大前提のうえでトライする」と意気込んだ。
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5月30日のガーナ戦(0-2)、6月8日のスイス戦(0-2)といずれも完敗に終わった。試行錯誤を続けるなか、スイス戦後に指揮官は「非常に感触は良い。躍動感があり、連動して攻守に高い水準のパフォーマンス」と一定の評価を与えていた。
パラグアイ戦を前に西野監督は「可能性を求めてテストマッチしたい」と語り、スイス戦で出場のなかった選手たちの起用を公言した。チームの課題について、まずは守備面に言及。「スイス戦ではグループでの連動したディフェンスはできていた。ただ本戦を考えたなかで、あのぐらいのプレッシングはどうなのか、というところを全体で統一していかないといけない」と改善点を挙げた。
一方、2試合連続ノーゴールに終わった攻撃面については、「最終的なフィニッシュに持ち込むところで人が足りない。ディフェンスに追われて、オフェンスが足りないという状況」と指摘している。とりわけクロスに対して、中の人数が足りていないと説明を加えた。
コロンビア戦に向けて準備を進めている西野ジャパン。パラグアイ戦で確かな収穫を手にし、良い形で本大会に入れるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)
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