メッシは“アンチ・レアル”!? CL3連覇の宿敵に言及「勝ってほしいとは思わない」
今季は二冠達成の一方でCLはベスト8止まり「もっと勝ちたかったのは正直なところ」
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、13歳で下部組織(カンテラ)に入団し、以降バルサ一筋を貫いてきた。今季は2年ぶりのリーグ優勝を飾った一方で、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではベスト8敗退。CL優勝は永遠の宿敵であるレアル・マドリードが果たし、どちらが良いシーズンを送ったのか議論が繰り広げられている。そんななか、ロシア・ワールドカップ(W杯)に向けて、バルセロナでアルゼンチン代表のキャンプを行っているメッシが、スペイン紙「スポルト」に自身の思いを語った。
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「僕たちは(リーグとカップ戦で)二冠を達成して素晴らしい一年を送った。確かに、CLを優勝することには意味があり、それが世間を騒がせる。でも、だからと言って、我々の結果に意味がないわけではない。リーガ優勝とCL優勝は全く違う。バルサのシーズンは劇的だった。シーズンを通してたったの3敗。残念ながらそのうちの一つはCLだったが、それでも二冠は素晴らしい結果だ」
メッシはリーグとカップ戦の優勝に胸を張った。CL優勝数を比べると、レアルの通算5回に対し、バルサは4回。レアルが今季三連覇を達成した一方で、バルサはここ7年間でわずか1回にとどまっている。これについては、「もっとCLで勝ちたかったのは正直なところだ」と述べている。
CL準々決勝はASローマと対戦。ホームの第1戦で4-1と優勢に立ちながら、第2戦で0-3と敗れ、アウェーゴールの差で敗退の憂き目に遭った。メッシは「準々決勝敗退は起きてはならないこと。特に、今回はファーストレグでリードしていた。あのような負け方をしたことで、敗退がより辛いものになってしまった」と振り返った。