もっと自分のエゴを出せ! 周りが本田圭佑に要求…「今の僕の難しさ」を告白
チーム優先で思考を巡らせる本田、自身初出場の2010年W杯から変わった立場
日本代表は現地時間10日、オーストリア・ゼーフェルトで12日の国際親善試合パラグアイ戦に向けたトレーニングを行った。19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦コロンビア戦が刻一刻と迫るなか、チームのことを最優先に考えているというFW本田圭佑は「どこで自分のエゴを出すか」という新たな問題に直面していると明かした。
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現地時間8日の国際親善試合スイス戦でトップ下に入った本田だが、思うように攻撃を牽引できず、一方の守備でも1トップに起用された大迫勇也との連動性に課題を残している。試合後、本田も「結果を残さないと(香川)真司にポジションを取られる」と危機感を強めていた。
本田にとって三度目のW杯出場を目前に控えるなか、自身初のW杯出場となった2010年南アフリカ大会について「なんも考えてなかったというか、とにかくあの時は自分のことしか考えていなかった」と回想。当時、本番直前に1トップに抜擢された本田だが、「なるようになれというスタンスだったぐらいは記憶がある。じたばたしても仕方がなかった」と振り返っている。
そうして迎えた今回のロシアW杯。2010年当時に比べ、自分と立場が大きく変わったことを強調した。「今はもっと自分のことを考えないといけないというぐらい、チームのことを考えています」と、チーム優先で思考を巡らせているという。
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