浦和などでプレーしたFWエメルソン・シェイキが、フラメンゴと今シーズン終了までの契約を結んだと、ブラジルメディアのGlobe Esporte.comが報じた。 フラメンゴの公式サイトでは、ユニホームに袖を通した写真を掲載。すでにチームのトレーニングにも参加しているという。現地時間17日には成績発表される見通しで、早ければ今週末のアトレチコMG戦から出場可能になると伝えられている。 エメルソンは2000年から日本でプレー。快足と爆発的な得点力で、2001年7月からの浦和時代にはナビスコ杯などタイトル獲得の原動力となった。その反面、年齢詐称問題や突然のカタール移籍など、お騒がせ男としても知られた。ブラジル国内に復帰してからは、2012年にコリンチャンスでFIFAクラブワールドカップの優勝に貢献した。昨シーズン終了後、ボタフォゴFRへの期限付き移籍を終え、今シーズンからコリンチャンスに復帰していた。 フラメンゴでのプレーは、2009年以来6年ぶりとなる。 フラメンゴは現在、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAを7試合消化した時点で勝ち点7の16位で降格圏間近と苦戦が続いている。36歳のストライカーが、名門の危機を救うことができるだろうか。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images