“トップ下”は不要!? スイス人記者が西野ジャパンに緊急提言「2トップも面白い」

スイスのポールズ記者は、「2トップも面白い」と言及している【写真:Getty Images】
スイスのポールズ記者は、「2トップも面白い」と言及している【写真:Getty Images】

西野ジャパンについてスイス人記者は「モダンサッカーをやっている」

 日本代表は現地時間8日の国際親善試合スイス戦で0-2と敗れた。西野朗新監督の初陣となった5月30日のガーナ戦(0-2)から連敗を喫し、19日のロシア・ワールドカップ(W杯)初戦コロンビア戦に向けて暗雲が漂っている。スイス戦では4-2-3-1システムをテストしたが、ノーゴールに終わった。現地で観戦したスイス紙「バズラー・ツァイトゥング」のティルマン・ポールズ記者は「2トップも面白い」と提言している。

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 3システムをチェックしたガーナ戦から一転、スイス戦は一貫して4-2-3-1を採用。1トップに大迫勇也、トップ下に本田圭佑、2列目左に宇佐美貴史、右に原口元気が並んだ。2ボランチに長谷部と大島僚太、最終ライン4枚は左から長友佑都、槙野智章、吉田麻也、酒井高徳となり、最後尾に川島永嗣が構える陣容となった。

 試合は前半終了間際に日本がPKを献上して失点。さらに後半にも被弾して0-2と敗れている。FIFAランキング6位のスイスは4日の国際親善試合スペイン戦で1-1ドローを演じており、疲労が蓄積しているなかで日本戦を迎えたが、同61位の日本は強豪国との実力差を見せつけられる形となった。

 スイス紙「バズラー・ツァイトゥング」のティルマン・ポールズ記者は、西野ジャパンを「組織的」と評価。リップサービスを含みつつも、「日本には良い選手も揃っているし、モダンサッカーをやっていると思う」と続けた一方、スイス戦の内容を受けてある改善策を挙げている。

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