左SBファブラが負傷離脱のコロンビア代表 34歳の“最年長DF”ディアスを追加招集へ
スタメンの最有力候補は攻撃力に秀でたモヒカと予想
スペイン紙「AS」のコロンビア版は現地時間9日、左膝前十字靭帯を断裂し、チームを離脱することが決まったDFフランク・ファブラ(ボカ・ジュニアーズ)に代わり、35人の予備登録メンバーに入っていたDFファリド・ディアス(オリンピア)が追加招集されると報じた。
ディアスはロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選では18試合中9試合に招集され、8試合に先発出場。代表キャップ数「14」の34歳で、今回のW杯出場メンバーのなかではチーム最年長となる。所属するオリンピアではチームをパラグアイ王者に導いたばかり。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」によると、ディアスはこの日、代表チームに合流するためパラグアイを発ったという。
また「AS」は、ファブラに代わる左サイドバックのレギュラーとして、DFホアン・モヒカ(ジローナ)が最有力候補だと報じた。モヒカはファブラ同様に攻撃力があり、サイドから中央へのパスが優れているという。0-0で引き分けた1日のエジプトとの親善試合でも、ファブラに代わり後半から途中出場している。一方、追加招集となるディアスは強固なディフェンスにより定評があり、相手のサイド攻撃を封じるのに適した選手だとしている。
コロンビアの主将FWラダメル・ファルカオ(ASモナコ)は自身のツイッターを更新。W杯直前でチームを離脱することになったファブラに対し、「俺たちは一緒だ。順調に回復し、すぐにスタジアムに戻って来られるのを待っている」とメッセージを送った。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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