W杯落選のゲッツェ、恩師クロップとの共闘を熱望 「常に選択肢であり続ける」
バイエルン退団時にもクロップから“勧誘” 「自分も彼と一緒に仕事をしたかった」
ドルトムントのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは、2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)ファイナルで決勝点を挙げたヒーローだが、ロシア大会のメンバーからは無念の落選となった。心機一転を期す男は、ドキュメント番組「ビーイング・マリオ・ゲッツェ」でかつての恩師であるリバプールのユルゲン・クロップ監督との再タッグを熱望した。
クロップ政権下のドルトムントで台頭したアタッカーは、2013-14シーズンに移籍金ゼロでライバルのバイエルンに移籍。UEFAチャンピオンズリーグ決勝前の移籍発表で、「裏切り者」とサポーターの怒りを買った。
バイエルンではレギュラーに定着できず、2016年7月にドルトムントへ完全移籍で復帰。この時にも、恩師から“救いの手”が届いていたという。
「バイエルンを離れる決断をした時に、ユルゲン・クロップはリバプールで僕の獲得に興味を示してくれたんだ。自分も彼と一緒に仕事をしたかった」
クロップ監督はゲッツェ獲得に動いたが、最終的にリバプールではなくドルトムントを選んでいた。しかし、“クロップ門下生”になりたい気持ちは隠せないようだ。
「最高なんだよ。彼はワールドクラスの監督だ。だからこそ、常に選択肢でもあるんだ」
ゲッツェは昨年2月に代謝障害が発覚。今季も23試合2得点と本来のパフォーマンスには及ばなかった。間もなく開幕するロシア杯のドイツ代表メンバーからも落選する憂き目に遭ったが、名将クロップならそのキャリアを蘇生してできるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1