スイス人記者が“香川サブ”の是非に言及 「トップ下で活躍する」「本田は良い選手?」

スイス紙「バズラー・ツァイトゥング」のティルマン・ポールズ記者【写真:Football ZONE web】
スイス紙「バズラー・ツァイトゥング」のティルマン・ポールズ記者【写真:Football ZONE web】

「香川がなぜ先発じゃないのか分からなかった」

 そんななかポールズ記者は、トップ下でプレーした本田と香川について言及。二人に対して対照的とも言える評価を与えている。

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 後半31分までピッチに立った本田について、「ホンダは今も良い選手と見られているの?」と辛辣だ。「今日のプレーぶりからは、依然として素晴らしいプレーヤーなのか確信が持てなかった」という。本田自身も「ガーナ戦もチャンスをもらって、2試合個人的に結果を残せないのは良くない」と振り返っているが、スイス人記者の目から見ると本田のプレーは脅威に映らなかったようだ。

 一方、本田と入れ替わりでトップ下に入った香川も十分に持ち味を発揮したとは言い難い。それでも後半42分、長谷部からの縦パスを相手エリア前で受け、ツータッチで素早くゴール前にスルーパスを供給。走り込んだ武藤はシュートに持ち込めなかったものの、狭い局面でテクニックを発揮する香川らしさを垣間見せている。

 ポールズ記者は「ドイツで輝きを放っていたカガワを知っているから、彼がなぜ先発じゃないのか分からなかったよ。あのポジションで長い時間プレーすれば活躍すると思う」と太鼓判。現時点でトップ下は香川が適任としている。

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