スイス人記者が“香川サブ”の是非に言及 「トップ下で活躍する」「本田は良い選手?」
トップ下で本田を先発起用 ポールズ記者の見解は…
日本代表は現地時間8日の国際親善試合スイス戦で0-2と敗れ、19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦に向けて不安を覗かせた。トップ下で先発出場したFW本田圭佑、後半31分に本田と入れ替わりでトップ下に入ったMF香川真司について、スイス紙「バズラー・ツァイトゥング」のティルマン・ポールズ記者が言及。「ホンダは今も良い選手?」「カガワはなぜ先発じゃないのか」と持論を展開している。
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スイス戦で4-2-3-1システムを採用した日本は、FW大迫勇也を1トップ、本田をトップ下に置き、2列目左にFW宇佐美貴史、右にFW原口元気を起用。ダブルボランチにMF長谷部誠とMF大島僚太、最終ラインは左からDF長友佑都、DF槙野智章、DF吉田麻也、DF酒井高徳が並び、最後尾にGK川島永嗣という陣容で臨んだ。
序盤から攻め込まれた日本だが簡単にシュートまで持ち込ませずに耐えると、攻撃では高い位置からのボール奪取で素早い仕掛けを披露。だがスイスに主導権を握られると、前半終了間際にPKで先制点を献上した。後半に攻撃の圧力を強めた日本は、左サイドハーフにMF乾貴士、ボランチにMF柴崎岳、トップ下にMF香川らを連続投入。決定打が生まれないまま迎えた後半37分に追加点を許し、0-2で敗れている。
日本は5月30日のガーナ戦に続き、0-2で2連敗。W杯出場国スイスのジャーナリストは日本人選手をどう見たのか。現地紙「バズラー・ツァイトゥング」のティルマン・ポールズ記者は「レスターのオカザキは今日出ていなかったけど、僕がよく知っている日本人選手は、ホンダ、カガワを含めた3人ぐらい」と前置きしつつ、「他の日本人選手についてはあまりよく知らない。今日の試合でもそこまで印象に残らなかった」と率直な意見を口にしている。