西野ジャパンは「無気力だった」 韓国紙が“不安感”に襲われる日本の苦しい現状を分析

「不安感を抱きながらW杯の準備をしている」

 日本代表は今年3月のウクライナ戦(1-2)から公式戦3連敗。西野体制移行後で見ても、ガーナ戦に続き無得点での連敗となった。記事では、「内容はもちろん、結果に対しても無気力だった」と厳しく指摘。「日本特有の短いパスを通してまとまりのあるプレーがほとんどできなかった。相手のフィールドまで攻めることもほとんどできず、断続的にミドルシュートを放つだけだった」としている。また、守備に関しても「スイスが主導権を握って日本を揺さぶる展開が続いた。2ゴールに収まったのは日本としては幸いだった」と、2失点以上を喫していても不思議ではなかったと伝えている。

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「日本はロシアW杯が2カ月後に迫った時期に、無理な監督交代を強行した。本大会に入って蓋を開けてみないと分からないが、 Aマッチの成績だけ見てもその歩き出しは不安だ。日本国内でもすでに西野監督に対する非難の声が大きくなっている。不安感を抱きながらW杯の準備をしている状態だ」

 西野ジャパンは12日にパラグアイとW杯前最後のテストマッチを行い、本大会初戦のコロンビア戦(19日)に向かう。同紙は、パラグアイ戦が「希望を与える最後のチャンス」とし、そこでも不甲斐ない戦いをするようであれば「日本の希望はさらに小さくなるしかない」と、重要な一戦に位置づけている。

 果たして、日本代表は逆風が吹き荒れるなか、上昇気流に乗ることができるだろうか。

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