スイス人記者は西野ジャパンをどう見た? 「キレがない」「弱いわけじゃないが…」
西野ジャパンの土台を支える最大勢力のドイツ組 「良い選手が揃っている」と太鼓判
西野朗監督率いる日本代表は、現地時間8日の国際親善試合スイス戦で0-2と敗れた。FIFAランキング6位でロシア・ワールドカップ(W杯)にも出場する強豪国との一戦で、同61位の日本は攻守両面の課題を露呈。スイス紙「バズラー・ツァイトゥング」のティルマン・ポールズ記者は「日本の選手が疲弊しているように見えた」「キレがない」と印象を語っている。
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スイス戦で4-2-3-1システムをテストした日本は、大迫勇也が1トップ、本田圭佑がトップ下に入り、2列目左に宇佐美貴史、右に原口元気を起用。ダブルボランチに長谷部誠と大島僚太、最終ラインは左から長友佑都、槙野智章、吉田麻也、酒井高徳が並び、最後尾に川島永嗣という陣容でキックオフを迎えた。
大迫が相手との接触で腰を負傷し、前半40分にFW武藤嘉紀と途中交代するアクシデントが発生。直後に酒井がドリブルで突破され、吉田が相手を倒してPKを献上し、5月30日のガーナ戦に続き先制点を奪われた。後半に入るとMF乾貴士、MF柴崎岳、MF香川真司らを続けて投入するも、なかなかゴールは生まれない。そして後半37分、中盤で相手にボールを奪われると、左右に揺さぶられてFWハリス・セフェロヴィッチに決められ、0-2で敗れた。
スイス紙「バズラー・ツァイトゥング」のポールズ記者は、日本の印象について「カガワを筆頭に、日本代表の多くがブンデスリーガであるのは知っているよ。良い選手が揃っている」と太鼓判。最大勢力の“ドイツ組”が西野ジャパンの土台を支えているとしている。