2連敗の西野J、W杯へ攻守の“最適解”を模索 「ベースは4バック」と吉田明言
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4-2-3-1採用も機能せずスイスに0-2敗戦
日本代表は現地時間8日の国際親善試合でスイスと対戦したが、0-2で敗れた。西野朗監督は初陣となったガーナ戦(0-2/5月30日)の3-4-2-1から4-2-3-1へシステムを変更して試合に臨んだ。守備陣のリーダー格であるDF吉田麻也(サウサンプトン)は、「ベースは4(バック)だと思います」と語り、カウンターへの対応などさらなる成熟の必要性を語った。
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ガーナ戦では3バックの右CBとしてプレーした吉田だが、この日はバヒド・ハリルホジッチ前監督の時代から慣れ親しんだ4バックの右CBとしてプレー。しかし、前半41分に左サイドから切れ込んだスイスのFWブレール・エンボロ(シャルケ)の突破を止められず、ペナルティーエリア内でPKを献上し先制を許した。この場面は「止めるならボックス外で止めるべきでした」と、対応の遅れを反省した。
後半37分には左右に揺さぶりをかけられ、最後はFWハリス・セフェロヴィッチ(ベンフィカ)に追加点を許した。守備の要である吉田は「ビハインドの時にどう攻めるのか、どう守るのか、どうプレッシャーをかけるのかというところは、みんなで共通意識を持ってやらないと」と語った。
またカウンターから攻め込まれるシーンの多さについては、「サウサンプトンとすごく似ていて、攻撃の形を上手く作れず、後ろがバランスを保てずに失点してしまうっていう良くない状況」と所属クラブと比較して分析。「早く改善しなきゃいけないなと思います」とした。