柴崎岳、日本代表のボールロストの多さを指摘 「取られ方がちょっと…」
スイス戦に途中出場、セットプレーのキッカーとして存在感
日本代表MF柴崎岳(ヘタフェ)は、現地時間8日に行なわれた国際親善試合のスイス戦に後半25分から途中出場。0-2と完敗したなかで、チーム全体のボールロストの多さを指摘した。
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「失点したら、引き分けに持っていくうえでも厳しい。そのあたりの整理がもうちょっとできれば……。守備の部分にも影響が出てくるし、今はちょっと、なんて言うんですかね……、(ボールの)取られ方がちょっとっていう部分がある。そこから相手に攻撃されている部分もあるので、その攻撃の質ですよね。そういった部分で精度を高めてやっていきたいなと。攻撃もそうだし、守備にも良い影響を出せると思うので」
大島に先発の座を譲った司令塔は、ベンチから70分間にわたって戦況を見守った。スイスのプレッシャーに対して技術不足を露呈した日本。ボールロストを繰り返し、スイスは気持ち良くカウンターを繰り出した。守備を脆弱にさせたボールロストを減らし、攻撃の質を高めることこそが現在のチームに課せられた最重要課題と、柴崎は指摘している。
柴崎自身はセットプレーで吉田のヘディングを狙うなど、わずかな出場時間で存在感を示した。
「練習でも良いイメージで蹴れている。それが練習では、けっこう合っている。(今日は)その1本だけでしたけど、練習通り蹴れた感じはしています。味方もそうやって合わせてくれているんで、前も言った通り、そこは大きいポイントになると思います。特に日本のような国では」
ロシア・ワールドカップで格上ばかりを相手にする日本では、セットプレーの重要度は高い。課題ばかりが噴出した一戦で、柴崎はなんとか光明を見出そうとしていた。
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