“試行錯誤”の西野ジャパン、海外誌が危機的状況に警鐘 「ムードはあまりに酷い」

オランダメディアは西野ジャパンの危機的状況を危惧している【写真:Getty Images】
オランダメディアは西野ジャパンの危機的状況を危惧している【写真:Getty Images】

攻守に見せ場を作れず公式戦3連敗 W杯に向けて不安が募る結果に…

 日本代表は現地時間8日、スイス代表と親善試合を行い、0-2で完敗を喫した。守備の要であるDF吉田麻也がPKを献上。攻撃陣もトップ下に入ったFW本田圭佑が不発に終わるなど、決定機を作れなかった。FW大迫勇也も負傷交代を余儀なくされ、あまりに不安の残る内容に、オランダメディアは「日本のムードはあまりに酷い」と危惧している。

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 4-2-3-1システムを採用した日本は前半40分、大迫が相手選手との接触で腰を負傷。FW武藤嘉紀と途中交代するアクシデントに見舞われた。さらにその直後には、右サイドを崩されると、吉田がPKを献上。これをスイス代表DFリカルド・ロドリゲスに決められ、1点ビハインドで前半を終えた。

 後半10分にMF乾貴士、同25分にはMF柴崎岳、同31分にはMF香川真司と攻撃のカードを切るも流れは変えられず。逆に後半37分、中盤でのボールロストから左右に揺さぶられ、最後はスイス代表FWハリス・セフェロヴィッチに追加点を許して0-2で完敗した。

 オランダのサッカー誌「フットボール・インターナショナル」は、「強力なスイスが日本相手にW杯の仕上がりを見せつける」と速報。親善試合でパナマを6-0で破り、強豪スペイン相手に1-1のドローだったスイスの仕上がりを称賛している。

 記事では、「スイスが日曜日のW杯開幕に向けて偉大なリハーサルを終えた」と報じられる一方、「日本のムードはあまりに酷い」「元エールディビジのマヤ・ヨシダとケイスケ・ホンダのチームはウクライナ、ガーナ、スイスに3連敗。W杯まで試行錯誤へ」と西野ジャパンの危機的状況が危惧されていた。

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