百戦錬磨の長友佑都がスイス戦完敗で感じた“迷い” 「この経験もアテにならない」
敗戦後も西野監督から「話はない」
「この経験もアテにならないなと思います……。自分自身は今、コンディションを含めて自信を持っているけども、積み上げてきたものも一瞬にして失望に変わるのがワールドカップだと思うし。ただ6カ月勝てないというのは、ポジティブに考えなきゃいけないのか、ネガティブに考えなきゃいけないのかっていうのは、正直答えが出ていない」
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気になるのは「西野監督は試合後、何か言っていたか?」という質問に対して、「話はないですね」と短く答えたことだ。日本語でコミュニケーションを24時間取れる状況とはいえ、ロッカールームでの声かけがなかったというのには不安を抱かざるを得ない。
「ただやり続けなきゃいけない。ワールドカップはもう本当に近づいてきている。やれることをやるしかない。そう言うしかない」
長友はこう締めた。バヒド・ハリルホジッチ前監督の解任後もチーム状況が好転しない今、最も必要なのは本音をぶつけ合って、なんとか同じ方向性を見出すことしかなさそうだ。