百戦錬磨の長友佑都がスイス戦完敗で感じた“迷い” 「この経験もアテにならない」
6カ月間勝利なしの状況に…「チームとして固まるも何も勝ってない」
インテル、ガラタサライ、そして日本代表と数々の経験を積み上げてきたDF長友佑都にとっても、西野ジャパンの現状は非常に厳しいものに映っている。0-2で敗れた現地時間8日のスイス戦後、西野朗監督から話がなかったこと、そして自分自身の経験すら「アテにならない」と迷いを感じさせる発言が目立った。
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スイス戦の長友はガーナ戦の3-4-2-1のウイングバックから、4-2-3-1の左サイドバックに変わってプレー。対面にはDFステファン・リヒトシュタイナー(ユベントス→アーセナル)、MFジェルダン・シャキリ(ストーク・シティ)の強力アタッカーが控えるなかでも奮闘し、得意のオーバーラップで駆け上がるシーンも何度かあった。しかし、結果には直結せずに敗戦に終わった。
「チームとして固まるも何も勝ってないんでね。監督もどの選手、戦術でいくか迷いっていうのは少なからずあると思うんですよ。だからこそ、いろんな選手を見たいという状況になっていると思う。これが本当にすごく良い試合をしましたってなったら、このメンバーでいこうってなると思う。僕らがそう思わせられていない、アピールできていない。僕ら選手の責任だと思う」
本来はチーム作りの最終局面にあるべき時期だが、西野体制2戦目の現状では選手の序列さえ確定できていないポジションもある。それだけにあの快活な長友も、沈黙を交えてこのように言わざるを得なかった。