“トライ”評価の西野監督、2連敗も強気「なぜネガティブにならなければいけないのか」

スイス戦を通じて見えた明確な課題とは? 西野監督も「足りなかった」と指摘

「W杯のゲームに入っていくなかで、ディフェンスの意識を全体に持たせながらの入り。ディフェンスと言いながらも、フォーカスしているのは、(ボールを)取った後の攻撃の入り。全体が連動して入れるかどうか。スイスのディフェンスの強さに対して、アタッキングサードまである程度運べる状況はできた。非常に切り替えも早く、選手の推進力も出て、ボールも動いた。全体的には狙いを持ちながら対応している」

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 その一方で明確な課題も見えたという。西野監督は「最終的にペナルティーを攻略できない状況。迫力、変化が少し足りなかった」と指摘する。ガーナ戦に続いて2試合連続無得点のなかで“決定力不足”を挙げつつも、「そこまでのアプローチに関しては悪くなかった」と一定の評価を与えている。

 W杯本番に向けて、残されたテストマッチは12日のパラグアイ戦のみ。果たして日本は残り1試合でどこまでトライし、修正を施すことができるのか。西野監督の手腕が問われる。

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