「真司にポジションを取られる」 “トップ下”本田が感じた危機感「結果を残さないと…」
「紙一重を引きつける何かがまだ足りない」
また、本田自身の出来とともに気になるのは、西野朗監督体制で2連敗となったこと。勝利が求められる状況であることは百も承知だ。
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「10試合あっても、1試合でも一緒。勝つか勝たないかはあのPKとか失点したところを守って、僕らがチャンスで決めるべきところを決められるか。ここなんですよね。この部分で(ブラジル・ワールドカップ)初戦のコートジボワールに負けたし、コートジボワール戦を見返したんですけど、僕らもめちゃくちゃチャンスがあるんですよ。でも、負けたんですよね。それが全てです。もう紙一重の戦いになると思いますよ。その紙一重を引きつける何か、それがまだ足りない」
前回大会のグループリーグ敗退の引き金となったコートジボワール戦での逆転負けを引き合いに出し、勝利への執着心が必要なのだと説く。そのためにはやはり、過去2大会で3得点を奪っている本田の覚醒が待たれるところだ。
「とにかく研ぎ澄ませていきます。やはり決めないといけないという認識を持っている。チャンスは一本しかないかもしれないので」
この2試合ではインパクトを残せなかった本田。逆風が吹くなかで“持っている”男ぶりを発揮することはできるだろうか。