「真司にポジションを取られる」 “トップ下”本田が感じた危機感「結果を残さないと…」
慣れ親しんだトップ下で出場するも後半途中に香川と交代
“トップ下”本田圭佑が、かつてないほどの危機感を感じている。現地時間8日に行われた国際親善試合スイス戦に先発出場したものの、ゴールに迫る場面を作れないまま後半途中にMF香川真司と途中交代。日本代表が0-2で敗れた試合後には、「結果を残さないと真司にポジションを取られる」と胸中を明かした。
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ガーナ戦では3バックのシャドーだった本田だが、この日は4-2-3-1のトップ下。アルベルト・ザッケローニ元監督で慣れ親しんだポジションで起用されるも、ボールを受けるシーンは数えるほど。前半終盤にはゴール正面で一瞬フリーとなる場面もあったが、自慢の左足が唸りを上げることなく、インパクトを残せなかった。
「トップ下として出ている以上、今まではそういうのを決めて自分のポジションを勝ち取って来た。ガーナ戦もチャンスをもらって、2試合個人的に結果を出せていないのは個人的に良くない。サブにライバルの真司が控えていて、結果を残さないと真司にポジションを取られるという危機感を持たないと話にならない。そこは反省しないといけない」
本田は試合後、このように話した。自身と入れ替わりで出場した香川もゴールに絡めなかったが、持ち前の創造性を発揮しようというプレーが見えつつある。それだけに本田もチーム内競争に危機感を感じているようだ。