守備の要・吉田が痛恨のPK献上 西野ジャパン、2試合連続の先制点献上で守備に不安

守備の要・吉田が痛恨のPK献上【写真:Getty Images】
守備の要・吉田が痛恨のPK献上【写真:Getty Images】

スイス戦の前半終了間際に右サイドを突破されてPK献上 ガーナ戦に続き課題を露呈

 日本代表は現地時間8日、スイスのスタディオ・コルナレドで国際親善試合スイス戦に臨み、前半を0-1と1点ビハインドで折り返した。4-2-3-1のテストに踏み切った西野ジャパンだが、守備の要であるDF吉田麻也が痛恨のPKを献上。5月30日の国際親善試合ガーナ戦に続いて2試合連続の先制点献上と課題を露呈している。

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 日本は5月30日のガーナ戦(0-2)で3バックをテストした一方、スイス戦では4-2-3-1を採用。1トップに大迫勇也、トップ下に本田圭佑を配置し、2列目左に宇佐美貴史、右に原口元気、2ボランチに長谷部誠と大島僚太を起用した。CBコンビを吉田麻也と槙野智章が務め、左に長友佑都、右に酒井高徳、そして最後尾はガーナ戦に続き川島永嗣となった。

 大迫が負傷により前半40分にFW武藤嘉紀と緊急交代し、直後の41分だった。日本は右サイドから突破を許すと、酒井高が相手FWブリール・エンボロに抜かれてエリア内へ侵入される。カバーリングに入った吉田だがわずかに間に合わず、身体ごとブロックする形で相手を倒してしまい、痛恨のPK献上となった。

 日本はこれを決められて、ガーナ戦に続き前半に先制されるなど守備で再び課題を露呈した。ガーナ戦ではFKにより先制点を奪われたが、今度はPK献上により失点。W杯に向けて大きな不安を残している。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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