西野Jに激震 FW大迫がスイス戦前半に腰強打、負傷交代のアクシデント発生でW杯へ暗雲

FW大迫がスイス戦前半に腰強打、負傷交代のアクシデント発生【写真:Getty Images】
FW大迫がスイス戦前半に腰強打、負傷交代のアクシデント発生【写真:Getty Images】

背後から相手に激しくぶつかられて負傷 ピッチに倒れ込んでプレー続行不可能に

 日本代表は現地時間8日、スイスのスタディオ・コルナレドで国際親善試合スイス戦に臨み、前半30分過ぎに相手選手と接触し、腰付近を強打して前半途中に退くハプニングが発生。19日にロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦が控える西野ジャパンに暗雲が漂っている。

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 日本は5月30日のガーナ戦(0-2)で3バックをテストした一方、スイス戦では4-2-3-1を採用。大迫勇也を1トップに置くと、トップ下に本田圭佑、2列目左に宇佐美貴史、右に原口元気、2ボランチに長谷部誠と大島僚太を起用した。CBコンビを吉田麻也と槙野智章が務め、左に長友佑都、右に酒井高徳、そして最後尾はガーナ戦に続き川島永嗣が入っている。

 日本はコンパクトな陣形でボール奪取を狙い、1トップの大迫にボールを当てて素早い攻撃を何度か試みた。相手ゴールに迫る形も作りながら迎えた前半30分過ぎに日本代表をハプニングが襲う。

 後方から入ったボールに対して大迫がキープを試みるも、相手に背後から激しくぶつかられて腰を強打。その場に倒れた大迫はしばらくしてから立ち上がり、プレーを再開したものの、左手を何度も腰に当てて痛みの表情を浮かべた。西野監督はすぐさま動き、FW武藤嘉紀との交代を指示。すると大迫もピッチに倒れ込み、プレー続行不可能となって、前半40分に武藤と交代した。

 西野ジャパンの不動の1トップと思われていた大迫が負傷交代し、思わぬ形で前線の軸を失った。状態はまだ不透明ながら、長引くようであれば西野ジャパンにとって大打撃となる。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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