西野J、強豪スイスに0-2完敗 新体制で2連敗とロシアW杯に向けて不安露呈

西野J、強豪スイスに0-2完敗【写真:Getty Images】
西野J、強豪スイスに0-2完敗【写真:Getty Images】

吉田がPKを献上して1点ビハインドで後半へ

 日本代表は現地時間8日、スイスとの国際親善試合に臨み、前半、後半にそれぞれ1点ずつを奪われて0-2で完敗した。

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 FIFAランキングではスイスが6位、日本は61位と格差がある対戦となったなか、西野朗監督は就任2戦目で4バックをチョイス。トップ下にはMF本田圭佑が入り、サイドは右にMF原口元気、左にMF宇佐美貴史と、ドイツ2部デュッセルドルフのチームメイトを据えた。

 試合は開始から間もなくボールの空気圧の不備がスイスの選手から指摘される事態があったが、落ち着いた立ち上がりを見せた。クロスやシュートなどの大きなプレーで終わるスイスに対し、日本はボールをつなぎながら攻撃したい意図は見えたものの、最終的な勝負に持ち込む前でパスやコントロールが乱れ、決定機に持ち込めないシーンが目立った。

 結局、日本はペナルティーエリア外からダブルボランチのMF長谷部誠とMF大島僚太が枠内にミドルシュートを放ったもののゴールには至らず。スイスも前半36分にロングボールから日本のGK川島永嗣の中途半端な飛び出しから得たチャンスをFWブリール・エンボロがゴールポストに当てて先制点はならなかった。

 日本は前半40分にFW大迫勇也が相手DFファビアン・シェアーとの接触で腰を痛めてFW武藤嘉紀と負傷交代となるアクシデントに見舞われた。さらにその直後には、左サイドからドリブルでカットインしてきたエンボロにDF酒井高徳とDF吉田麻也の間をドリブルで割られ、吉田が倒したとしてPKの判定。これをDFリカルド・ロドリゲスがゴール右に蹴り込み、日本は0-1のビハインドで前半を終えた。

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