日本と対戦するスイス代表を英紙特集 注目は香川同僚の22歳新鋭「世界を驚かしうる」
8日の親善試合で激突、近年は安定した成績を残す好チーム
日本代表は現地時間8日、国際親善試合でスイス代表とアウェーで対戦する。ロシア・ワールドカップ(W杯)出場国同士の一戦となるが、英紙「ガーディアン」は、好調を維持するスイスにスポットライトを当て、チーム状況と注目すべき選手を紹介している。
スイスはグループEでブラジル、セルビア、コスタリカと同居。4日に行われた優勝候補スペイン代表との親善試合では、敵地で1-1のドローに持ち込むなど、上々の仕上がりを見せている。
「チームの状況としてはEURO2016に類似している。一方で、ここ3年間でチームとして固定されており、それがロシアの地で恩恵をもたらすことになるかもしれない。多くのサポーターは選手の大半が国歌を斉唱しないことに理解できない姿勢を示しているが、はっきりとしているのは、それはスイス代表が多文化的なチームである所以であり、そのような部分も力として互いにベストを引き出す要素となっていることを選手同士は理解しているということだ」
スイスは2014年のブラジルW杯、その2年後に行われたEURO2016でともにベスト16という結果に終わっており、どちらもグループリーグ突破は果たしたものの、“ベスト8の壁”を乗り越えられずにいた。今回こそ、その経験が活きる可能性を同紙は指摘。また、同記事では「今大会で世界を驚かしうる」スイス代表選手を挙げている。
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