なでしこ主将の宮間 3試合連続でプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出も「個人の賞よりチームの勝利が嬉しい」
4得点中3点に絡む活躍
なでしこジャパンの主将MF宮間あや(岡山湯郷)は、女子W杯カナダ大会の1次リーグ全3試合でプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。
左右両足から繰り出す正確なキックを武器になでしこジャパンの攻撃を司る宮間は、第1戦のスイス戦では決勝ゴールとなるPKをゴール左隅へ冷静に沈めた。続く第2戦のカメルーン戦では、左サイドから右足でピンポイントクロスをFW菅澤優衣香(千葉)の頭にピタリと合わせ、決勝点をアシストした。
第3戦のエクアドル戦でも、左足で上げたアーリークロスから菅澤が競って流れたボールを大儀見優季(ヴォルフスブルク)が詰めて得点が生まれた。左サイドハーフ、ボランチ、トップ下と試合中のポジションチェンジも難なくこなしながら、主将としてチームをけん引。1次リーグでチームが挙げた4得点中3点に絡むなど、まさに大黒柱としての存在感を示した。
それでも本人は至って冷静だった。エクアドル戦後の会見では「個人の賞はチームがあってのものだと思いますし、全員が頑張った結果。そういったものよりもチームの勝利が嬉しいです」と、主将らしくチームの勝利を第一に考える姿勢を崩さなかった。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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