槙野、本田主張「ワーストケースの守備」論に同調 「それも頭に入れてプレーしないと」
“2010年式守備”の採用について槙野は「それもあると思う」
そして、本田の意見に同調したのが槙野だった。「それ(10年南アフリカW杯の守備のやり方)も頭に入れてプレーしていかないといけない」と明言し、「それもあると思う」と可能性を否定しなかった。もっとも、現時点の日本は目指すサッカーのテスト段階にあり、2010年式守備について「具体的な話はしていない」という。
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「紅白戦のなかで上手くいった部分と上手くいっていない部分があり、上手くいっていない時は押し込まれる時間帯に失点しまう場面があった。ビデオを見ながら、こういうシーンの時は全員が引いて中締めしないといけないよね、という意思疎通は図れている」
全員が引いて守備をする、いわゆる“べた引き”の時間帯も想定している槙野だが、現時点ではあくまでも状況に応じた対応策の一つという認識だ。スイス戦、パラグアイ戦(12日)の内容と結果次第では2010年W杯と同じ戦い方を採用する可能性も出ているが、果たして西野ジャパンはどのようなスタイルでW杯に臨むのか。本番に向けた試金石となるスイス戦に大きな注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)
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