槙野、本田主張「ワーストケースの守備」論に同調 「それも頭に入れてプレーしないと」

槙野(左)は本田が主張した“2010年式守備”の採用に同調している【写真:Getty Images】
槙野(左)は本田が主張した“2010年式守備”の採用に同調している【写真:Getty Images】

本田が“2010年W杯式守備”に言及 「全部がダメでも、あのやり方はできる」

 6月19日のロシア・ワールドカップ(W杯)初戦のコロンビア戦に向けて準備を進める日本代表は、現地時間8日に国際親善試合スイス戦を行う。西野朗体制下で急ピッチのチーム作りを進めて試行錯誤が続くなか、FW本田圭佑が「ワーストケースの守備のやり方」として2010年南アフリカW杯の日本代表に言及。DF槙野智章も「それも頭に入れてプレーしていかないといけない」と同調する姿勢を見せている。

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 4月にバヒド・ハリルホジッチ前監督を電撃解任し、西野氏が日本代表監督に就任。迎えた5月30日の国際親善試合ガーナ戦で0-2と敗れ、新体制初陣は黒星スタートとなった。その試合では3バックを採用し、スイス戦では4バックのテストが見込まれている。

 いまだベース作りで苦戦を強いられている日本だが、本田は現在のチーム状況について「決まり始めているというのがポジティブな面だし、前に進んでいます。停滞感は一切ないですし、みんなが努力しています」と前向きなコメントを残した。だが、その一方で「最悪のケースも想定しないといけない」と現実も見ている。

「ワーストケースが南アフリカ(大会)の守備のやり方。全部がダメでも、あのやり方はできる」と続け、岡田武史監督が率いてベスト16に勝ち進んだ2010年南アフリカW杯の代表チームを例に挙げた。ガーナ戦で2失点した守備の改善が求められているなか、仮にスイス戦で守備組織が機能せずに終わっても、“2010年式守備”なら短期間で体現できると踏んでいるようだ。

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