日本は格上とどう戦う? 西野監督と選手の言葉から浮かぶスイス戦「点検ポイント」
長谷部や香川が挙げる“守備の対応力” プレスを剥がされた時に日本はどうするか
西野監督も「守備の意識は持たせつつも、ボール奪取後の意識、攻撃に入る切り替え部分もやっていかないといけない」と続け、ボール奪取後の攻撃に活路を見出している。スイス戦で“良い守備からの良い攻撃”が数多く見られれば、日本にとっては収穫の多いゲームとなるだろう。
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一方で選手たちも、スイス戦のポイントとして「良い守備」を挙げている。キャプテンのMF長谷部誠は「スイスは後ろからボールをつないでくるので、できれば前にプレッシャーをかけて取れればというのはある。スイスも上手いので、それを剥がされた時にどういう守備をするか」とイメージを膨らませている。
MF香川真司も前線からのプレッシングを意識している一方、「全部がハマるわけでもない」と想定。そうした状況が生まれた時こそ、日本の対応力が求められると指摘した。
「チームとして(最前線の)サコ(大迫勇也)が限定し始めた時に、どれだけプレスをハメられるか。ただ実際90分間やるのは難しい。全部がハマるわけでもない。相手もレベルが高い。そうなった時にどうやってリトリートしながら、崩された時に最後のところでディフェンスの枚数をかけるか」