ミーティングや話し合いで選手の頭がいっぱい? 長谷部、西野Jの“詰め込み式”を危惧

長谷部は西野体制における自身の役割について語った【写真:Getty Images】
長谷部は西野体制における自身の役割について語った【写真:Getty Images】

オーストリア合宿で調整を続けて共通理解が深まった一方、“情報過多”の状況も

 日本代表は現地時間8日に国際親善試合スイス戦を行うなか、前日練習を終えたキャプテンのMF長谷部誠が自身の役割について言及。西野朗体制となってから日が浅く、戦術の浸透を急ピッチで図っている影響もあり、「選手たちは頭がいっぱいになるところもある」と懸念しつつ、自身の役割は「他の選手の負担を少なくすること」と語っている

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 4月にバヒド・ハリルホジッチ前監督が電撃解任され、西野氏が後任として指揮を託された。5月30日の国際親善試合ガーナ戦では3バックシステムをテストするも思うように機能せず、0-2とホームで完敗。スタンドからブーイングも飛ぶなど、苦しい初陣となってしまった。

 6月3日から始まったオーストリア合宿で調整を続けた日本は、短期間で多くのミーティングや話し合いを続けている。それにより選手間での共通理解も深まっている一方、“情報過多”の状況も生まれているという。

「限られた時間のなかで戦術などを詰めないといけない。選手たちは、ミーティングなどが増えると頭がいっぱいになるところもある」

 そう語った長谷部は、ミーティングなどの重要性は当然理解しつつも、“詰め込み式”による弊害も危惧する。だからこそ、自身の振る舞いがチーム内で重要になると考えているようだ。

「自分ができるだけコーチや分析の人と話し、ミーティングをできるだけコンパクトにできるように、こういうシーンをこういうふうにとか、そういうことはできるだけ自分でやっている」

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