西野監督、スイス戦に向け「トライしたい」宣言 チェック項目に挙げたポイントは?
「システムやメンバー編成」を含めてテストへ
ロシア・ワールドカップ(W杯)に向けて準備を進める日本代表は、8日に国際親善試合のスイス戦に臨む。会場となるスイス・ルガーノのスタディオ・コルナレドで行なわれた前日会見に西野朗監督が出席し、「トライしたい」と宣言。4日のスペイン戦で1-1と引き分けたスイスの守備をいかにかいくぐるかをポイントに挙げている。
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西野体制の初陣となった5月30日の国際親善試合ガーナ戦は0-2と完敗したなか、日本は8日にスイス、12日にパラグアイと親善試合を行い、19日にW杯グループリーグ初戦のコロンビア戦を迎える。スイス戦の前日会見に出席した西野監督は「国内で1試合したなかでの戦い。修正をかけているわけではないが、ある意味トライしたい」と宣言。「システムであり、メンバー編成であり、そういう部分も含めて大会に向けての重要」とスイス戦を位置づけている。
選手の状態についても触れ、「オーストリアで、選手は日に日にコンディションが上がっている。チームとしての方向性、本大会に向けての戦い方が着実にチーム内で共通理解を持って戦えている。それを明日の試合で素直に出してもらいたい」とリクエストを出している」
西野監督がスイス戦のポイントの一つとして挙げたのは、相手のプレスをいなし、いかに攻撃を繰り出すか。「スペイン戦を見ても、スイスのプレッシングはかなりの強さで、スペインに対しても有効に感じた。ポゼッションしたうえで、どれだけ(日本が攻撃に)入れるか。それを明日トライしたいと思う」と公言している。
ガーナ戦で攻守両面の課題が浮上したなか、急ピッチでのチーム作りを進めている西野ジャパン。コロンビア戦まで2週間を切っているなか、どのようなパフォーマンスを見せるのだろか。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)