日本代表“最大の敵”はセネガル!? 地元記者が断言、「日韓W杯8強超え」の理由

かつてのエースのディウフと、現エースのマネとの違い

 ガーナ代表では、遅刻などチーム内のトラブルが付きものとなっていたが、シセ監督は選手と良好な関係を築き、綱紀の粛正にも成功したようだ。エースのマネは負傷離脱中もリパプールから代表合宿に急行し、代表チームの様子を見に来るなど深い絆で結ばれているという。「問題は過去のものだ。チーム内の意見の相違や、エゴのようなものは完全になくなった」とテテー氏。8強進出を果たした日韓大会のセネガル代表以上に、死角はないと言ってこう結ぶ。

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「2002年の成功はチームワークによるものだが、彼らには問題があったんだ。エル=ハッジ・ディウフは反乱分子だった。常にルールを破り、奔放な発言をしていた。だが、このチームの絆は、もっと強い。監督と選手の信頼関係は強大だ」

 当時のエースだった、ディウフは日韓大会の大活躍で自身のリバプール移籍を勝ち取ったが、代表ではチームの輪を乱すトラブルメーカーだった。それに引き換え、現在のエースは、チームの輪を重んじる新生セネガルの象徴的な存在と言えるだろう。ずば抜けたタレント力に、若き指揮官が規律を持ち込み、ロシアで16年ぶりの大旋風が吹き荒れてもおかしくはない。コロンビア、ポーランドと難敵揃いのグループHのなかで、セネガル代表が日本のグループリーグ突破の最大の敵として立ちはだかるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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