日本代表“最大の敵”はセネガル!? 地元記者が断言、「日韓W杯8強超え」の理由
日本とは対照的なハッピーな空気
セネガル代表は4大会ぶり2度目となるロシア・ワールドカップ(W杯)出場を決め、日本と同組のグループHに入った。初出場となった2002年日韓W杯では、開幕戦でジネディーヌ・ジダンやティエリ・アンリらスーパースターを擁した前回大会優勝のフランス代表を破り、さらには8強まで進出する大旋風を巻き起こした。その当時の代表キャプテンを務めていたアリュー・シセ監督が、今大会最年少指揮官として現在のチームを16年ぶりの大舞台へと導いた。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
また、指揮官と共闘した元セネガル代表DFオマール・ダフと、ラミネ・ディアッタがコーチとして現体制を支えている。シセ監督の手腕と、アフリカ屈指のタレント力の融合で、セネガル国内からは8強の偉業超えの声も出ている。セネガル人記者のベンジャミン・テテー氏は、英衛星放送「スカイ・スポーツ」の取材に応じ、こう語った。
「慎重な楽観主義というのが、雰囲気を表現するものとして適切だと思う。アフリカ予選では、セネガルのパフォーマンスはまさに壮観だった。アフリカ最高のパフォーマンスの一つだと思う。過度な期待は禁物だが、ファンはハッピーなんだ」
日本代表はバヒド・ハリルホジッチ前監督の解任後、仮想セネガルとして組まれていた壮行試合でガーナに敗北。サポーターの期待度低下が顕著な日本サッカー界とは対照的に、幸せな空気がセネガルには流れているようだ。