バルセロナがサラー獲得に本腰か グリーズマン獲得失敗時の“代案”として代理人に接触
グリーズマン獲得に動くも状況は不透明 “プランB”としてサラーが候補に浮上
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーに対して、スペインの名門バルセロナが興味を示しているようだ。スペイン紙「アス」が報じた。
サラーはリバプールに移籍した今季、リーグ戦32ゴールを挙げて得点王に輝くなど、大ブレイクを果たした。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝では、レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとの交錯により肩を負傷して途中交代を余儀なくされたが、もしサラーがいれば敗戦は違った結果になっていたかもしれない。
そんな今をときめく“エジプトの王”に対して、バルセロナが興味を示しているという。記事では、今季のリーガ・エスパニョーラ王者はサラーの代理人と接触を図り、獲得にかかる費用を把握しようとしたと伝えられている。
バルセロナは、今夏の移籍市場でアトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンを補強候補にリストアップしているものの、状況はいまだ不透明。獲得が叶わなければ、“プランB”としてサラーに切り替えることを考えているようだ。
リバプールはリヨンのフランス代表FWナビル・フェキルの獲得に近づいており、サラーの後釜として目途が立った場合、バルセロナのオファーを聞くことになるのでは、と記事では指摘している。もっとも、サラーの獲得には多額の移籍金が発生することは間違いなく、バルセロナとて交渉を簡単にまとめるのは難しいだろう。
世界中から多くの注目を受けるサラーは、果たしてどんな選択をするのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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