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「良い年にするつもりなら…」 ハリル氏、ナント監督候補浮上に言及「会うことになる」
仏紙がナントの接触を報道、本人も「5、6回はコンタクトを取っている」と明かす
日本代表監督を電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏は、フランス1部ナントの新指揮官候補に浮上している。そんななか、現地メディアは「もし良い年にするつもりなら、我々は会うことになるだろう」と再交渉を示唆するコメントを紹介している。
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ハリルホジッチ氏は2015年3月に日本代表監督に就任。昨年8月のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦(2-0)で6大会連続の本戦出場を決めたが、昨年11月と今年3月の欧州遠征では1勝もできず。通算21勝9分8敗(PK戦は引き分け扱い)の成績を残しながら、選手とのコミュニケーション不足を理由に、4月7日付で代表監督を解任されていた。
6月4日には、クラウディオ・ラニエリ監督が退任したナントがハリルホジッチ氏に接触しているとフランス紙「Le 10 Sport」などが伝えていたが、フランス紙「Presse-Ocean」は報道を受けての本人のコメントを紹介している。
「今言えることは何もない。君たちに与えられる情報を何一つ持っていないんだよ。少なくとも、5、6回はコンタクトを取っているということくらいだ。もし良い年にするつもりなら、そうだね、我々は会うことになるだろう」
ナントの次期指揮官はポルトガル1部リオ・アヴェのミゲル・カルドーゾ監督が筆頭だとされるなか、すでに複数回のコンタクトを取っていると言及。「もし良い年にするつもりなら」と独特の表現で、再び交渉の席に就く意思があることを明かしている。
現役時代に1981年から1986年までナントでプレーし、通算93ゴールを挙げたハリルホジッチ氏。古巣で指導者のキャリアを再開させるのか、注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)