「メッシがピッチを歩いていても…」 逆風の仏代表MFポグバ、“天才”と比較し物議
仏誌のアンケートでは73%がフランス代表の先発落ちを支持
フランス代表のマンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバは1日にニースで行われた国際親善試合イタリア戦(3-1)で不甲斐ないパフォーマンスに終わり、母国サポーターから大ブーイングを浴びた。地元誌の調査では、サポーターの73%が先発落ちを希望するなど評価を落とすポグバだが、自らを史上最高の天才と比較したことで、冷たい視線を向けられている。
2年前の夏に、当時の世界最高額でマンチェスター・ユナイテッドに移籍したポグバは、フランスサポーターからの信頼を失ってしまったようだ。サッカー専門誌の「フランス・フットボール」が緊急アンケートを実施。すると7000人のサポーターのうち、73%が不甲斐ないパフォーマンスに終わったポグバのスタメン剥奪を支持した。
そうしたなか同誌によると、ポグバは物議を醸す発言に出たという。
「オレはいつだってこうだった。勝っている時もこうやって勝ってきた。これが自分のスタイルなんだ。メッシがピッチを歩いている時だって、批判しないだろう。もしも彼が3ゴールを決めていたら、でも、みんなは彼がピッチを歩いていただろうと言うのかい? どんなプレーをするべきかなんて、意見できないはずだ」
ポグバが比較対象として挙げたのは、バルセロナの天才FWリオネル・メッシで、普段は戦況を見ながら歩く場面が多い史上最高の名手を引き合いに出していた。今季はユナイテッドでもベンチを温める試合もあったポグバ。ツイッター上ではメッシをたとえに出したことで、「メッシと比較するなんて片腹痛い」など世界中から批判の声が上がっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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