本田ピンチ!? ミラン会長が大物3トップ補強を名言
ルイス・アドリアーノとも交渉
ACミランの日本代表FW本田圭佑がシルビオ・ベルルスコーニ会長の明言した大物3トップ獲得方針により、来季の定位置を失う危険性が浮上している。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が「黄金の3トップ。魅惑のミラン」と特集している。
記事では「ジャクソンをジャブのように獲得し、今はイブラのイエスを待っている。そしてルイス・アドリアーノ獲得の交渉もしている」とし、今季10位に終わったミランの積極的な補強ぶりをレポートしている。
すでにポルトガルリーグで3年連続得点王となった、ポルトのコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスと合意。そして、パリ・サンジェルマンのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチへの獲得オファーも出した。代理人のミノ・ライオラ氏はカタールでPSGのカタール人会長と交渉を持つために、ドバイ入り。現在返答待ちの状態だという。さらには、新たにシャフタール・ドネツクのブラジル代表FWルイス・アドリアーノ獲得の交渉を進めていることが明らかになった。ウクライナの名門クラブで活躍するストライカーは、12月で契約満了となるために、割安の移籍金で獲得可能となる見込みだ。
ベルルスコーニ会長は「ミハイロビッチに3人の新しいFWを連れて来るために、我々は働いている」と明言したという。新監督に就任予定のシニシャ・ミハイロビッチ氏に就任祝いとて、新たな3トップを用意する方針だ。この大型補強が実現するとすれば、昨季右ウイングを定位置とした本田はその煽りを大きく受けることになりそうだ。本田は来季ミラン残留を熱望していたが、補強の行方は背番号「10」の去就にも大きな影響を与えそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 textbySoccerMagazineZONEweb
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