山口蛍がヤヤ・トゥーレとの対決に意欲 5年ぶりのブラジルにかける思い
「(ケガの情報もあるが)もちろん、間に合わせてくるもんやと思っている。(対戦するのは)楽しみではありますけどね」
そう話し、左太もも負傷などで日本との初戦を欠場となる可能性も浮上している大型ボランチとの対峙に意欲を燃やしていた。
山口にとっては、5年ぶりのブラジル上陸だった。2009年5月13日、C大阪の同僚、DF丸橋祐介とともに名門パルメイラスに3週間短期留学。「いい思い出もあれば悪い思い出もある。メンタル面で強くなれた」と振り返る。
当時は出発前に「もっと技術を磨いてきたい。ブラジルはテクニックがあるので、それを身につけて、一回りも二回りも大きくなって帰ってきたい」と意欲を語っていた。サッカー王国でのハングリーなサッカーに触れ、山口は精神的にタフさを増した。それが2012年ロンドン五輪での活躍、さらにはW杯出場へとつながった。長谷部のコンディション次第では初戦もスタメンとなる可能性は高い。5年ぶりのブラジルで大観衆のスタンドに成長した姿を焼き付けるつもりだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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