マンC退団のY・トゥーレ、“因縁”のペップを痛烈批判 「アフリカ人との間に問題を…」
皮肉を交えて名将がアフリカ人との間に大きな溝があったことを指摘
今季限りでマンチェスター・シティを退団するコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレが、別れ際にペップ・グアルディオラ監督を「どこへ行ってもアフリカ人との間に問題を抱えている」と痛烈に批判した。
トゥーレはフランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」のインタビューで、バルセロナ時代から師弟関係にあったペップに対し、「彼はどこへ行ってもアフリカ人との間に問題があった」と語った。
「彼は認めないだろう。しかし、彼が5人のアフリカ人選手を先発させるなんてことは起こりえない。もしそんなことがあれば、僕からケーキを贈るよ」
トゥーレは皮肉も交えて、ペップ監督とアフリカ人選手の間には大きな溝があると指摘した。
今季トゥーレはリーグ戦出場が10試合のみ。公式戦全体でも出番は17試合だった。在籍8年で3度のリーグ優勝を経験するなど、近年の躍進を支えた功労者の一人だが、退団が決まっていた最終節のサウサンプトン戦(1-0)でも出場せずにシーズンを終えていた。
シティ愛を示す35歳は、「(アンドレス・)イニエスタや(ジャンルイジ・)ブッフォンのように感動的にこの愛するクラブを去りたかった。でも、それをペップはそうはさせてくれなかった。無視されたように感じたよ」と辛辣な思いを吐き出していた。
バルセロナ時代から確執が伝えられていた二人。結局、その溝は埋めることができず、再びの別れを迎えることになった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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