ハメスorファルカオ!? W杯対戦国コロンビア、“2大エース体制”を機能させる鍵とは?
サポートがなければ「ファルカオは脆弱に見えてしまう」
元コロンビア代表DFでホンジュラス代表などを率いたルイス・フェルナンド・スアレス氏は、「ハメスについては問題ない。彼はとてもハイレベルな選手だからだ。だが、最も重大なことはファルカオをいかにサポートするかだ。彼は唯一のストライカーなんだ」と持論を展開。ファルカオの近くには相棒が必要だと主張している。
対する元コロンビア代表監督のルイス・アウグスト・ガルシア氏は、「私はハメスを軸にメンバーを固めるべきだと思う。それはクアドラードとイスキエルドを入れて、4-2-3-1にすべきだ。スペースを作って、中盤でより創造性を働かせる。中央をより有効に活用すれば、支配が容易になる」と主張。ユベントスの韋駄天ウインガー、ファン・ギジェルモ・クアドラードとブライトンMFホセ・イスキエルドをハメスのサポートキャストに推している。
クアドラードとイスキエルドのサポートを受けた状態のハメスが中盤に君臨することで、ファルカオはさらに輝くという。
「それがなければ、ファルカオは脆弱に見えてしまう。彼は中央で孤立するか、こぼれ球を待つだけになる。プレーに関与できない」とガルシア氏は説明している。
ワールドクラスのスターを二人も前線に擁するコロンビアならではの贅沢な悩みだが、ペケルマン監督の選択は西野ジャパンのゲームプランも大きく左右しそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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