W杯イベントでロシア訪問の元アーセナルFW 空港で現金117万円の盗難被害
元ナイジェリア代表FWカヌ、経由地のモスクワ空港で被害
今月14日のロシア・ワールドカップ(W杯)開幕に先立ち、会場の一つであるカリーニングラード入りしたアーセナルのレジェンドで、元ナイジェリア代表FWヌワンコ・カヌ氏だったが、モスクワのシェレメーチエヴォ国際空港で盗難に遭っていたことが分かった。
英紙「デイリー・ミラー」によると、開幕イベントに出るため英国からロシア入りしたカヌ氏は、カリーニングラードに到着した際にスーツケースから現金8000ポンド(約117万円)が抜き取られたと通報。ロシア連邦警察スポークスマンの女性中佐が、ロンドン-モスクワ便ではスタッフ2名が荷物の積み下ろしを担当していたことを明かした。
同中佐は「(積み下ろしスタッフが)抜き取った現金は、近々オーナーの元へ返却される」と述べている。当該スタッフの二人については捜査が行われ、有罪となれば最長で禁錮6カ月が言い渡される可能性もあるという。
カヌ氏は、メディアに対し「カリーニングラードは非常に素敵な街で、人々はとても親切。ここに来られて本当に良かった。スタジアムはファンタスティック、中の雰囲気も良かった。選手のロッカールームも良かった。ピッチは素晴らしいし、選手としてはそれが一番大事なこと」とコメント。自らの盗難について語ることはなかった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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