マンUが“補強第一号”内定 宿敵マンCも注目のブラジル代表MFがメディカルチェックへ
シャフタールのMFフレッジが代表戦後にそのままマンチェスター入りする運びに
今季無冠に終わったマンチェスター・ユナイテッドが逆襲への“補強第一号”を決めた。ウクライナの強豪シャフタール・ドネツクに所属するブラジル代表MFフレッジの加入が合意に達し、メディカルチェックを受けることになったという。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
プレミアリーグの優勝争いでマンチェスター・シティの後塵を拝す2位に終わったユナイテッドだが、移籍市場で逆襲に打って出る。ブラジル代表のワールドカップ(W杯)メンバーにも選出されているレフティーは、シュート力とパス能力も高いオールラウンダー。今季リーグ戦で17試合2得点2アシストを記録し、今年1月の移籍市場でシティ移籍が浮上していた人気株だ。
フレッジはブラジル代表の一員として、現地時間3日にリバプールで行われたクロアチア代表との親善試合で後半37分から途中出場。そのまま、ユナイテッドのメディカルチェックを受けることになった。記事では「ジョゼ・モウリーニョの今夏の契約第一号になる」と報じている。
ブラジル代表のチッチ監督はW杯開幕前のフレッジ移籍を歓迎。「こういうことになれば、避けることはできない。彼らが我々の元にやってくる。我々のアドバイスとすれば、できるだけ早く移籍問題を解決して、彼の頭を元に戻し、代表に集中させることだ」と語り、代表活動中のメディカルチェックにも理解を示した。そして、「私が(ユナイテッドの)監督でも、獲得を要請すると思うよ」とフレッジに対する信頼を改めて表明している。
潤沢な資金力を武器にするユナイテッドは、他にもレアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルらの獲得に動いているとされ、今夏も移籍市場の主役になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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