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イニエスタにスペイン国内で万雷の拍手 指揮官も“有終の美”約束「計画した通りに…」
W杯後の代表引退も囁かれるなか、国内最後の試合で観客も大拍手で別れを惜しむ
スペイン代表は現地時間3日に行なわれた国際親善試合スイス戦で、1-1のドローに終わった。ロシア・ワールドカップ(W杯)前にJ1ヴィッセル神戸への移籍を決めたMFアンドレス・イニエスタにとって国内最後の代表マッチとなったが、スタジアムの観衆から惜しみない拍手を受けた。スペイン紙「マルカ」によるとフレン・ロペテギ監督もイニエスタの有終の美を飾りたいと話している。
試合は予想通りスペインがゲームを支配する展開となり、前半29分にMFダビド・シルバ(マンチェスター・シティ)の浮き球パスにDFアルバロ・オドリオソラ(レアル・ソシエダ)がボレーシュートを決めて先制。イニエスタも中盤センターの位置でゲームを支配した。後半17分にMFリカルド・ロドリゲス(ACミラン)に同点弾を決められて勝利こそつかめなかったものの、同10分にイニエスタが交代する際には会場のエスタディオ・デ・ラ・セラミカから万雷の拍手を受けた。
イニエスタは8年前の南アフリカW杯決勝で母国を初の世界一に導く優勝決定弾を決めて以降、スペイン中で愛されるプレーヤーとなった。そんな彼にとってロシアW杯をもって代表引退が濃厚とされるなか、スペインでの最後の試合ということもあり観客も別れを惜しんだ。このシーンについて、ロペテギ監督もこのように話している。
「このオベーションは彼のキャリアを通じてのパフォーマンスによって贈られたものだった。私にとって最も重要なことは、彼がどんなプレーをしてきたかだ」
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