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ポルトガルの“魔術師”が決めた超絶アウトサイド弾を回顧 動画公開に反響「純粋な芸術」
ポルトガル連盟が公式インスタグラムに公開 クアレスマが2007年に決めたA代表初ゴール
2016年欧州選手権(EURO)王者のポルトガル代表は、ロシア・ワールドカップ(W杯)に5大会連続7回目の出場を果たす。エースのFWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)、MFジョアン・マリオ(ウェストハム)らEURO優勝メンバーに、22歳のFWアンドレ・シウバ(ACミラン)や23歳のMFベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)といった気鋭のアタッカーも加わり、初のW杯制覇に期待が高まっている。
そうしたなか、ポルトガルサッカー連盟の公式インスタグラムは1本の動画を公開。それは意外にもEUROには3大会連続で出場しながら、W杯は今回が自身初の出場となる、34歳のFWリカルド・クアレスマ(ベジクタシュ)が、2007年に決めた芸術的なA代表初ゴールだった。
その試合は07年3月24日に行われた、EURO予選の本拠地ベルギー戦。背番号27を付けたクアレスマは、敵陣ペナルティーエリア外の右サイドに出たボールに走り込むと、ワントラップ目で右足バックヒールで中央へと切り返し、マーカーをかわす。そして次の瞬間、右足アウトサイドを振り抜くと、緩やかなカーブがかかった芸術的な弾道がファーサイドに突き刺さった。
「なんてゴールだ!」との言葉が添えられて、この回顧動画が公開されると、コメント欄にはファンから「純粋な芸術」「ゴラッソ」「ワールドクラス」「マスター」「素晴らしいゴール」など称賛の声が届いていた。
背番号20をつけて、念願のロシアW杯の舞台に立つクアレスマ。2年前のEURO制覇に貢献した時のように、スーパーサブとして“魔術師”と称えられる卓越した技巧を披露し、再び世界を魅了してくれるだろうか。
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